やあやあ、昔の水戸城へようこそ2
こんばんは!
今日は前々回の続きで、御三階櫓のもう1枚の写真をご紹介!
前々回に紹介したものよりも近くで撮影された写真です。若干漆喰のはがれているところなども見えてリアル。それにしても、見れば見るほど、不思議な櫓だなあ。
左上にスタンプがあって「水戸 常磐公園 遊覧記念 太平舘 いつミや」とあります。これは何のことなのでしょうか。。。と思って、少しググってみました。
おそらく、現在の常盤神社のことで、ここは徳川光圀と徳川斉昭を祀っている神社だそうです。公園、というのですから、おそらく神社を含めた近辺のことを差しているのだと思います。
太平舘 いつミや
水戸市立図書館のデジタルアーカイブによると、「太平舘 いつミや」は、水戸駅開業とともに開業した旅館で、もともとは「いづみや」だったのが、後年に太平館と名前を変えたのだそうです。
以上のことから、導き出される結論は。。。(以下、僕の妄想)
おそらく大正時代から昭和初期にかけて(各地で絵葉書がたくさん生まれた時代なので)、水戸へ観光旅行に来た人がいた。で、その人は水戸城や常磐公園周辺を周り、太平舘に宿をとった。おそらく太平舘の土産物屋で、旅行の記念にと水戸城の絵葉書を買い、スタンプを押してもらった。チャンチャン♪
1枚の絵葉書から、こんなストーリーを思い描いてみました(笑)
こういう城の写真を眺めていることも楽しいのですが、スタンプひとつから、この絵葉書がたどったストーリーを妄想できることも楽しいですよね(^^♪
では、今日もブログを読んでいただき、(人''▽`)ありがとうございました☆