徳川家康のターニングポイント
こんばんは!
来年の大河ドラマが「どうする家康」ということもあり、ここ最近は書店へ行くと、徳川家康に関係する本をちらほらと見かけるようになりました。
僕は推し武将の第3位に徳川家康を挙げていたこともあり、これを機会に徳川家康についてもっと知りたいと思い、悩んだ末に数ある中から一冊買ってきました。
中公新書なら間違いない!という謎の信頼感を頼りに買いました!
で、さすがは中公新書。本の特徴をポイントとしてあげるなら、次の通りです。
1.ターニングポイントごとにまとめられていてわかりやすい
桶狭間の合戦から大坂の陣にいたるまで10項目から成り立ち、それぞれの問題ごとの家康の決断が良く分かります。自分が家康だったら。。。もう胃が痛くなりそう(笑)
2.最新の研究成果が盛り込まれていて、知識をアップデートできる
著者の本多隆成さんは静岡大学名誉教授です。最新の研究成果を盛り込んでいて、僕の知っている家康像はひと昔前の姿なのだと改めて認識しました。。。(例えば、三方原の戦いの背景として、武田信玄が足利義昭の要請に応じて上洛の軍を起こしたわけでないとか)とにかく奥付の参考文献に圧倒されます!!
3.終章の「家康の人物像」がいい
歴史的な事象を追っていくと、どうしても人物そのものの性格や趣味が、脇に追いやられてしまうもの。そのあたりもこの本はカバーしていて、終章「家康の人物像」を読むと、家康に親近感がわいてきます。体調が悪い時は家康から薬をもらいたいな。。。(笑)
つまり…
徳川家康の入門としては最適な1冊です。
大河ドラマを見る予定の人も、そうでない人も、きっと楽しめるはず。
新書ですから、手ごろに読めますしね!
ちなみに…僕の好きな「信長の野望 天翔記」では、徳川家康の能力は以下の通り。
政才 194 A
戦才 186 A
智才 188 A
足軽A、騎馬B、鉄砲C、水軍C
とまあ、ほぼ何でもこなせるオールラウンダーとして活躍できる能力なんで、大名としても部下としても優秀な武将であることに間違いないんですが、あまり鍛えて使った覚えがない(笑)「本能寺の変」のシナリオの徳川家は、十中八九、織田家との同盟を破り、独自路線を行こうとして失敗。織田家に滅ぼされることが多々あり。かすかな奇跡を願い、そんな徳川家を応援していた人は僕だけではないでしょう(笑)
では、本日もブログをお読みいただき、(人''▽`)ありがとうございました☆